私は、昨年12月5日から約一週間、民間ボランティア団体のメンバーとして 団長を中心に、他約15名と共にアフリカのスーダンでボランティアを兼ね、 農業視察と政府関係者との交流と意見交換を行ってまいりました。 「我々メンバーは、先進国や国連に任せきりではなく、今こそ独自のプロジェクトを組んで、 21世紀における救済の必要性に対する備えをもつべきである。」との信念のもとに、 今回は、精力的に孤児施設や生産施設等を視察し、未来に多大な可能性を感じることができました。 脳髄炎の空気感染などもある地域との情報もあるなか、この地で新たな可能性を追求すべく 実践と経験を活かし、メンバーと共に構想を練ってまいりました。

世界各地で起こっている食糧危機。それは決して他人事ではありません。
日々、増え続けている世界人口。将来的には世界中で食糧危機が発生していく可能性は大きいのです。
今回のスーダン渡航の目的は、そうした将来へ備えるための農業視察もその一つでした。

我々メンバーは、今回も救援物資を持って
スーダン各地を回りました。
いく先々で我々を迎えてくれる子供たちを見ると 彼らこそが、
この地球の財産であると痛感させられます。
彼らに安定した生活と、正しい教育を施すことが
この地球の未来を
明るく照らすことに繋がるのでしょう。
21世紀のために、今回の我々の取り組みは必ずや大きな実を結ぶものと考えています。

スーダン訪問を終えて  藤岡弘


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